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水いぼについて

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浜松市西区志都呂 ほしの皮膚科医師の内山です。今日は夏に多く見られる水いぼについて書こうと思います。

水いぼは伝染性軟属腫ウイルスを原因とする皮膚疾患の一つです。潜伏期間は2週間から3ヶ月と言われています。皮膚と同様の色の1から5ミリ程度の隆起が多数出現します。イボが大きくなると、中心部が凹んできます。水いぼは数年以内に自然治癒します。外科的にピンセットを使ってつまんで取ったり、液体窒素でイボを凍結させる方法は、痛みも伴いますし肌を傷つけるため、お子さんのことを考えると自然に治癒することを待つことが一番いい方法であるとかんがえられます。

私の娘も幼稚園の頃はわき腹に多発して、寝ている時にピンセットで摘除を試みたりしましたが、結局あきらめ、放置していたら自然に小学2年生の夏には治癒していました。

ただし、水いぼでないこともあるため、気になるようなら受診して下さい。