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寒冷じんましんについて

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浜松市西区志都呂・ほしの皮膚科クリニック 医師の内山です。今日は、最近寒くなって増えてきた寒冷じんましんについて書きます。

寒冷じんましんは寒さ・冷たさなどの寒冷刺激に反応して発疹がでる物理性じんましんの一種です。

大きく分けて「局所性」のものと「全身性」のものがあります。

全身性の場合、紅斑・膨疹が広がり強い痒みを伴います。コリン性じんましんに症状が似てきます。

いずれも寒冷刺激によってかゆみの原因物質であるヒスタミンが皮膚内部に大量に分泌され、その働きによってじんましんが生じます。
症状がひどい場合、長く続く場合、内服治療が必要なこともありますので、ご相談下さい。